値上げの余波が
値上げの余波がついにやってきました。
洗剤の主たる成分である界面活性剤が一気に二倍以上に高騰です。
一体、どうするべきか…、どこかで目詰まりしているというだけで、全くの無策ぶりには呆れてしまいます。特に、何かと言うと「ナフサがどうのこうの」と言い訳をするばかりで、まともな対策は何も打ち出されていません。
挙句には、TVに透明な瓶に入った液体に入った「ナフサ」や、茶色の液体を見せたりして「ナフサ」の何たるかを伝えようとしていますが、素人は余計混乱するだけです。一体「ナフサ」は透明なのか「茶色い液体」なのか。
そもそも、そうした基本的なことすら素人には伝わってきません。
そこで、いろいろ調べてみました。
元々は
「ペルシャ(イラン周辺)で発見された油状液体」
と言う意味で、今日「原油」と呼ばれているもので、産地によって色や液性は違います。瓶に入れて見せられる透明液状のものは天然には存在しません。天然のものは茶色~黒色、さらさら~ドロドロ、臭いも異なります。
透明液状のナフサは、そんな原油を分留(分別蒸留)と言う方法で、いくつかの温度範囲に分けて集めたものの一つのです。
比較的低い温度範囲のものは燃料・灯油など、「石油」と呼ばれているものです。
従って、最後に暗い色のべたべたした部分が残りますが、これは瀝青(bitumen)と言って半固体状でアスファルトなどとして使われています。
それ故、原油があればナフサは得られると言う訳です。
我が国には十分な備蓄があると言われています。それなのに何故、相応のナフサが得られないのだろうか。
国がなにも働きかけないからです。目詰まりなどしていません。流通の問題ではなく、作ろうとしていないところに大きな問題があるからです。
言葉だけで言い訳をしている限り、当分問題は解決することはないでしょう。
2026-06-03 21:06